blog ブログ

BLOGスタッフブログ

ルーフィングの重要性とは

[DATE] 2025-04-20

ルーフィングは、屋根の下地に敷く防水シートのことを言い、屋根の防水性能を高める重要な役割を持っています。

屋根材だけでは完全に雨水を防ぐことができないため、ルーフィングの性能が住宅の耐久性に大きく影響します。

屋根材の隙間や経年劣化によって雨水が侵入することがありますが、ルーフィングが適切に施工されていれば、最終的な防水層として建物内部への水の浸入を防ぐことができます。屋根材は、長年の風雨や紫外線の影響で劣化してしまいますが、ルーフィングがしっかりしていれば、屋根材が多少傷んだとしても雨漏を防げるため建物の寿命を延ばすことができます。

特に、台風や強風時の吹き込み雨にも対応できたり、地震や台風で屋根材がズレたり破損した場合でも、ルーフィングがしっかり施工されていれば、すぐに室内へ水が入るのを防ぐことができます。特に台風の多い地域では強化ルーフィングを使用することで、さらに耐久性を高めることが可能となります。

ルーフィングは、外部からの雨水だけでなく、室内の湿気が屋根裏に溜まり結露となってしまう状況を回避し、カビや木材の腐食を防ぐこともできますが、ルーフィングの施工が雑だとどんなに良い屋根材を使っていても雨漏りのリスクが高まります。特に、重なり部分の処理や釘の打ち方が不適切だとそこから水が入り込む原因になります。

このようにルーフィングは、屋根の防水の要であり、雨漏りや建物の劣化を防ぐために不可欠なものとなることから、適切なルーフィング材を選び、正しく施工することで、住宅の寿命を延ばし、快適な住環境を維持できるので重要な役割を担っているのです。

お問合せはこちらから