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瓦の種類はどのくらいある?

[DATE] 2025-03-20

瓦は、素材や形状、デザインなどさまざまな種類があります。

瓦の素材は、陶器瓦やいぶし瓦と呼ばれる粘土瓦と言われるものや、セメント瓦、金属瓦があります。

粘土瓦のひとつである陶器瓦は、粘土を成形し、高温で焼成した瓦で、表面に釉薬をかけることで豊富なカラーバリエーションとなります。耐久性が高く、50年以上もの寿命があるとも言われています。同じく粘土瓦の種類に分類されるいぶし瓦は、粘土を焼成した後、燻すことで独特の銀色の光沢を出した瓦で、伝統的な和風建築に多く使われています。

セメント瓦は、セメントと砂を混ぜて成形し、表面を塗装した瓦のことを言います。セメント瓦は、比較的安価で加工しやすいですが、塗装が劣化しやすく定期的なメンテナンスが必要です。

アルミやガルバリウム鋼板などを使った軽量な金属瓦は、耐震性に優れ、近年人気が高まっている瓦です。

瓦の形状は、和瓦と呼ばれるJ形、洋瓦と言われるS形、F形、平板瓦などがあります。

和瓦と呼ばれるJ形の瓦は、伝統的な日本家屋に使われる波型の瓦で、耐久性が高く、風格のあるデザインが特徴です。

洋瓦のひとつS形瓦は、スペイン瓦とも呼ばれ、波打つ形状が特徴で、南欧風の住宅に合います。F形瓦はフラット瓦とも呼ばれ、平らな形状で、モダンな住宅に適しており、すっきりとしたデザインが特徴です。

平板瓦は、屋根の表面がフラットに仕上がる瓦で、シンプルで現代的なデザインに適し、洋風建築にも人気があります。

このほかにも、特殊な瓦として台風や地震に強い構造で作られている防災瓦や、太陽光パネルを組み込んだ太陽光瓦といったちょっと変わった瓦もあります。

このように瓦には多くの種類があり、建物のデザインや耐久性、地域の気候に応じて適切な瓦を選ぶことが重要です。

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