[DATE] 2022-12-20
瓦屋根は日本で最も馴染みのある屋根材です。
最近では洋風の住宅に合う瓦屋根も登場して人気を集めています。
ここでは、そんな瓦屋根メリットや瓦の種類など、瓦屋根について詳しく解説します。
◇ 瓦の種類と特徴
・ 陶器瓦
瓦の表面をガラス質の釉薬でコーティングした瓦で「釉薬瓦(ゆうやく)」とも呼ばれていて、表面にツヤが出て陶器のようになり、水が染み込みにくく耐久性に優れているのが特徴です。
・ 無釉瓦
釉薬をコーティングしないのが無釉瓦で、その中でも代表的なのはいぶし瓦や素焼瓦です。
いぶし瓦は瓦を焚き上げた後に蒸し焼き(いぶす)ことで耐久性を高め、素焼瓦は粘度をそのまま焼き上げたもので、洋瓦は基本的には素焼瓦です。
◇ 瓦屋根のメリットとデメリット
瓦屋根のメリットは耐久性が高く、メンテナンスがほとんど不要です。
また、断熱性に優れているので夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるのもメリットだと言えるでしょう。
一方でデメリットは瓦自体が重く、屋根が重いと梁や柱に負担がかかるため耐震性に劣ると言われています。
しかし、1999年に全日本瓦工事業連盟が定めたガイドライン工法には、従来の瓦屋根に比べて瓦を葺き替える方法が異なるため、昔に比べると耐震性が高まっていると考えられています。
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