blog ブログ

BLOGスタッフブログ

瓦屋根の種類と補修方法

[DATE] 2020-12-18

建物に求められる、もっとも基本的な機能といえば、「雨」と「風」をしのぐことと言えるでしょう。
それを最前線で受け止めて、建物を外部から守ってくれるのが、屋根と外壁です。

つまり、大切な建物を長持ちさせるためには
屋根と外壁のメンテナンスが非常に重要となってくるのです。


屋根には、瓦屋根、金属屋根、折板屋根、アスファルトシングル葺き、陸屋根といった
いくつかの種類に分かれていますが、お住まいの屋根はどのタイプか知っていますか?

なかでも、瓦屋根はさらに、次のような種類があります。

①日本瓦
②セメント瓦
③モニエル瓦
④スレート瓦


①日本瓦は和瓦とも呼ばれますが、和風住宅に多く使用される屋根材で
材質は粘土でできており、陶器のように窯で焼いて製造されています。
製造方法の違いから「燻し瓦」と「釉薬瓦」とがあります。

しかし、②③④の瓦は、リフォームや補修工事などでは手に入りにくい状況もありますので
詳しく見ていきましょう。


②セメント瓦は、セメントと砂で作った瓦です。
現在では製造されておらず、割れてしまった場合や雨漏りが発生した場合には
交換することができませんので、メンテナンスが困難な状況といえます。


③モニエル瓦もセメント瓦と同様に、セメントと砂で作られた瓦で
「乾式コンクリート瓦」とも呼ばれていますが、2010年に発売元が日本市場から撤退したため
割れてしまった場合の代替品が手に入りにくい状況となっています。


④スレート瓦は、新生屋根材、新生瓦、窯業系屋根材、住宅用スレート屋根などの呼び方で
広く普及している屋根仕上げ材です。一般的には、コロニアルやカラーベストとも呼ばれます。
2003年にアスベストが使用禁止になっており、その頃を境にアスベストを含むものと
ノンアスベストの製品が混在しています。
アスベストを含有している場合には、撤去・処分に際して、特別な処理が必要となりますので
注意が必要です。


群馬県利根郡みなかみ町の株式会社矢島ルーフは屋根工事を専門とした会社です。
積み替え(棟)、葺き替えなど屋根工事全般から各種補修工事まで承っております。
瓦の種類などご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

お問い合わせはこちらから